2011/08/20

東京地下鉄6000系(6132F)

千代田線を走る6000系も、新鋭16000系の登場により置換えが始まっております。私も、通勤で利用している京葉線の車中から、運用を離脱したと思しき6000系が新木場CRに留置されているのを見かけることがあります。
廃車となった6000系の中には、海を渡ってインドネシア国鉄に譲渡され、再び活躍するものもあります。インドネシアは現在、高度経済成長の真っただ中で、東京メトロからは有楽町線用の7000系や東西線の05系も譲渡されていますね。
さらに千代田線の相互乗り入れの相手である常磐緩行線の203系も、インドネシア国鉄への譲渡が進んでいますね。日本形の電車が大挙活躍しているインドネシア国鉄ですが、運用は日本時代とは比べ物にならない位ハードなようです。
写真の6132Fは1985年2月に川崎重工で完成したもので、6000系の5次車に相当します。2006年5月に新木場CRで、主回路のVVVFインバータへの換装を伴う大規模な更新工事を施行しております。

2 件のコメント:

  1. いつもだいたい同じ時間帯を利用するせいかもしれませんが、この6000系に乗る機会が多いです。
    地下深い国会議事堂前のホームに入ってくる姿は一番似合っていると思います。・・・が、通勤利用者としては、空調効率の良い新型の16000系の方がありがたいですね。(16000系には霞ヶ関ですれ違います)

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  2. irifujiさん、コメントありがとうございます。

    6000系は「50年使える電車」を目指して設計されたそうです。
    とはいうものの、不死身の6000系も新鋭16000系による置換えが始まっています。既に廃車された6000系には、インドネシアで就役しているものもあります。
    東京メトロも新線の建設が終息しておりますので、車両の更新を加速しているようです。

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