2011/08/16

京成電鉄3700形(3828編成)

1991年に製造を開始した京成電鉄3700形電車ですが、2000年に製造された6次車で、改良設計により仕様が変更になりました。
目立つのはヘッドライトが上部に移ったことですね。これは踏切などで遠くからでも見やすくするためだと推測しています。またパンタグラフが下枠交差形から、シングルアーム式に変更となっています。
室内に関していえば、座席シートに袖仕切りを新設しています。これはドア付近に立つ人と、隅の座席に座る人があたらないようにするためです。ちなみに東急田園都市線を走る8500系は、ドア近くまで座席が広がっていますので、ドア付近に立つこと自体難しくなっています。これは狙ったのか、たまたまなのか、どうなのでしょう?
写真の3828編成は、2000年2月に東急車輌で完成したもので、3700形の6次車に相当します。3700形としては、はじめての6両編成となります。