写真の6080号のような黄色に赤帯の塗装は、1953年12月に5502号で初めて採用され、かなり間をおいて1959年4月になってから採用されたものです。色調としては、かなりどきついものですね。
1980年頃なぜか都バスが、アイボリーにブルーの塗り分けから、黄色に赤帯に似た塗装に変更し始めました。非難ごうごうで、すぐにアイボリーとグリーンの現行塗装に変更されました。
写真の6080号は1948年に製造され、青山車庫に新製配置されました。大久保・駒込車庫を経て、1971年3月に荒川車庫に転属し、荒川線のワンマン化まで活躍しました。2005年に整備されましたが、痛みも目立ち保存状態が憂慮される電車であります。
【撮影:佐野次郎 2010.4.10】