東京都電6000形は、1947年から52年にかけて290両が製造され杉並線を除く都電の全路線を走りました。戦後の東京都電を代表する電車ですね。
6000形は何両か公園に保存されていますが、博物館みたいな恒久的な設備には保存されていません。都電博物館みたいなものをつくっていたら、けっこう人気が出るような気がしますが、「都電おもいで広場」があるだけでもよしとすべきですかね。
写真の南大塚公園の6162号は現在では厳重なフェンスに覆われているそうです。公園の保存車両はイタズラで傷むこともありますから仕方ないですね。
【撮影;佐野次郎 1992.10.4】