小田急電鉄3000形は在来車の置換えを進めるために、環境負荷軽減やバリアフリー化の推進、サービスレベルの向上を目指して導入された車両です。2000形以来7年ぶりの新型車両の導入となりました。3000形では2600形以来の裾を絞った拡幅車体をやめ、前面貫通路もなくしています。床面高さは1.120mmとなり、従来の車両よりもホームとの段差を30mm少なくしています。側窓は1段下降式の1連窓とし、戸袋窓も設けられています。
制御装置はIPM-VVVFインバーター制御を採用しております。パンタグラフに保守性に優れたシングルアーム式を新製当初から採用しました。また台車は小田急では初めてとなる軸梁式台車TS-1026を装備しました。車輪も防音タイプとしています。
制御装置はIPM-VVVFインバーター制御を採用しております。パンタグラフに保守性に優れたシングルアーム式を新製当初から採用しました。また台車は小田急では初めてとなる軸梁式台車TS-1026を装備しました。車輪も防音タイプとしています。
写真の3254Fは2002年2月に日本車両で完成したもので、3000形の1次車に相当します。1次車から2次車までは、前面の青帯がロイヤルブルーの太帯で営業運転に就いていましたが、現在では3次車以降と同様の細帯に変更されています。