2021/11/23

東京地下鉄17000系(17104F)

東京メトロ17000系は、有楽町線に使用する車両ということで考えますと7000系・07系・10000系に続いて4世代目となります。50年持つ車両を標榜して導入された7000系も大規模な改修を施しているとはいえ、さらなる輸送サービスの改善を目指して17000系に置き換えられることになりました。
車体は10000系と同様ダブルスキンのアルミ合金製ですが、レトロな味わいもあった10000系よりも更に現代的なイメージです。ホームドアの普及もあってか、路線カラーの識別帯を側面中央部だけではなくて上部にもつけています。車体の肩部に表記した車いすとベビーカーのピクトグラムも東京メトロの最新型ならではです。
MAP-214-15V335形VVVFインバータ装置もフルSic素子を用いた最新型のものです。装置箱も小型軽量化されています。ブレーキ装置も車両制御情報管理装置を用いて、回生ブレーキの有効性を高めて省エネルギー化を図っています。情報技術の活用が進んでいるさまもうかかがえます。
写真の17104Fは、2021年2月に日立製作所で完成したものです。17000系は10両編成は予定の6編成を既に充足し、現在は8両編成の増備を進めています。2022年度中には増備が完了し、7000系が全廃となる予定です。

過去の記事から
東京地下鉄7000系(7113F)
https://sanojiro.blogspot.com/2021/08/70007113f.html
東京メトロ東西線07系(07103F)
https://sanojiro.blogspot.com/2019/09/0707103f.html
有楽町・副都心線10000系(10101F)

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