2021/11/21

小田急電鉄8000形(8252F)

1982年度から87年度にかけて7次にわたり160両が導入された小田急電鉄8000形電車ですが、2020年度になって18両(6両編成3本)の廃車が発生しています。これは5000形40両(10両編成4本)の導入によるものです。
廃車となったのは、製造当初の界磁チョッパ制御のまま残っていた8251Fと8255F、踏切事故により損傷した8264Fの3本です。2020年度には1000形26両もあわせて廃車となっています。
8000形としていえば、1982年に新車として鉄道ファン誌に取り上げられていたのを記憶しています。国鉄のキハ37系と同じ号で、特集内容はEF64形1000番台だったように思います。いまは現物が手元にないのではっきりとはしないのですが。
写真の8252Fは1983年2月に川崎重工で完成したもので、8000形の1次車に相当します。2006年3月に車体更新と機器更新を完了しています。5000形の導入による廃車は1000形の更新未施工車が優先されているのが現況です。

過去の記事から
小田急8000形(8251F)
https://sanojiro.blogspot.com/2011/12/80008251f.html
小田急8000形〈8255F〉
https://sanojiro.blogspot.com/2010/10/80008255f.html

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