2021/11/08

東京急行電鉄5050系(5172F)

東急東横線の主力となっている5050系ですが、歴代の東横線の車両の中ではダントツのカッコよさだと思っています。やや流線形の前面デザインと中間車の2丁パンタグラフからスピード感や力強さを感じます。
直線的なデザインで実用本位の8000系や9000系の印象が強いからそう思うのかもしれません。反面やや丸みを帯びた8090系・8590系は目立つ存在でありました。5050系もE231系と親戚筋にあたる電車でもありますが、外観から受ける印象はかなり異なります。
2013年の副都心線との直通運転開始後は、東京地下鉄・西武・東武から乗入れてくる車両で一挙にバラエティーに富みますが、その直前は少数の9000系の他は横浜高速鉄道のY500系も含めて、ほぼ5000系シリーズに統一されていました。
写真の5172Fは2010年10月に東急車輌で完成したものです。撮影した時点では東横線は8両編成に統一されていましたので、副都心線との相互乗入れで10両編成が入ってくるようになってから掲示されるようになった8carsのステッカーはありませんでした。