既存車と新造車の経年差を少なくするため、最後に新製された編成から逆順に対象を選択しております。6両編成からの10連化の場合、新造された中間車は電動車と付随車の2両ずつで5M5Tとなります。また番号は1000形の10両固定編成に準じて3090番台が付番されました。
新造中間車は3000形の8次車を基本としており、車体強度を高めた構体が採用されています。室内には立席用のつかみ棒が曲線状になっているなどの変更点もあります。反面併結運転がなくなるため電気連結器やブレーキ読換装置・TIOS読換装置などを撤去しています。
写真の3095Fは、2006年6月に6両編成として日本車両で完成した3000形の7次車3279Fに、2011年10月に日本車両で完成した中間車4両を組み込み・6両に番号変更を行ったものです。2021年4月現在で3090番台は50両(10両編成5本)が在籍しています。
過去の記事から
小田急3000形(3092F)
https://sanojiro.blogspot.com/2011/08/30003292f.html
小田急3000形(3093F)
https://sanojiro.blogspot.com/2011/08/30003093f.html