2022/01/17

E233系1000番代(サイ101編成)

E233系1000番代は、2007年9月から2010年1月にかけて830両(10両編成83本)が製造され、浦和電車区に新製配置されました。京浜東北・根岸線で使用されていた209系の置換えを目的として導入されたものです。最大で5編成が配置された209系500番代も置き換えています。
編成は10両固定編成で6M4Tとし、209系の4M6Tから電動車比率を上げています。6扉車は製造せず、全車4扉車です。前面窓の左右を白色としてカラー帯を通しています。また列車番号表示器は独立し、正面窓下に設けています。腰掛の表地は路線カラーと同じく青系統となっております。
VVVFインバータ制御装置は抑速ブレーキを廃止したSC85A形としています。主電動機は出力140KWのMT75です。補助電源装置はSIVですが、0番台に装備されたものからマイナーチェンジされたSC86Aとしています。台車はDT71A/TR255系を装備しています。
写真のサイ101編成は2007年9月に東急車輌で完成したものです。2015年9月にホームドア対応改造と前照灯のLED化を完了しています。2015年3月にさいたま車両センターに浦和電車区の検修部門が改組されています。