相模鉄道8000系の8709編成が、2020年3月に8000系としては初めて車体塗装変更と室内のリニューアルを完了して営業運転に就いています。8000系は初期の車両に廃車が出ていますが、後期の車両については継続して使用するようです。
塗装はYOKOHAMA NAVY BLUE化されました。また前照灯が前照灯が従来は腰部中央に2灯でしたが、運転台上の行先表示装置の左右に配置が変更されました。室内の色調も変更されましたが、9000系に比較すると改装内容が簡素化されているようです。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御、補助電源装置は容量260kVAのIGBT-SIVに更新されています。基本的な走行性能は更新前と大差がないようにし、既に更新が行われた9000系と機器の共通化を図っています。
写真の8709Fは1995年4月に日立製作所で完成したものです。2017年3月に機器更新、2020年3月にリニューアルを完了しています。8000系では8709Fの後、リニューアルが行われた編成は出てきておりません。
過去の記事から
相模鉄道8000系〈8709F〉(オリジナルカラー)
https://sanojiro.blogspot.com/2010/02/80008709f.html