相模鉄道9000系は、1993年から2001年にかけて4次に渡って70両(10両編成7本)が導入されたものです。廃車となった9701Fを除いて2016年度からデザインブランドアッププロジェクトに伴う大掛かりなリニューアルを実施し、イメージを一新しています。
塗装は、新たに制定した横浜の街をイメージした「YOKOHAMA NAVTBLUE」としています。また前面について、前照灯を腰部2灯から上部の行先表示横に1灯ずつとし、連結器カバーを廃してスカートの形状も変更しています。
室内は全体をグレートーンで統一してリニューアルをしています。腰掛はクロスシートについてはスコットランド製の本革を採用しています。ロングシートについてもクッション性を向上して座り心地の向上を図っています。案内表示器もLCDに更新されております。
写真の9705Fは1996年5月に東急車輌で新製されたもので、9000系の3次車に相当します。2013年11月にVVVFインバータ制御装置を更新し、2016年11月にリニューアル工事を終えてYNB塗装になっています。
過去の記事から
相模鉄道9000系(9705F)オリジナルカラー
https://sanojiro.blogspot.com/2020/10/90009705f.html