2010/07/04

相模鉄道新7000系(7755F)

 相模鉄道7000系は1986年に製作された12次車から大幅な仕様の変更を行い新7000系となりましたが、さらに1988年に製作された14次車からは主回路をVVVFインバーター制御に変更しました。
 オリジナルの7000系に比べると内容が大幅に変わっていて、新形式にしたほうがよいのではないかと思うくらいの変貌ぶりです。台車もVVVF車では新形式に変更されています。
 実用本位の7000系に比べると、新7000形はなかなか凝ったデザインをしています。しかも通勤電車でありながら、扉間にクロスシートを設けています。車端部のクロスシートは東急9000系や京急600形・新1000形、横浜市営地下鉄3000形など採用例がありますが、中間部にあるのは関東では相模鉄道だけのように思います。
 写真の7755Fは1989年4月に日立製作所で完成したもので、7000系の15次車に相当します。現在のところ、オリジナルの塗装のままで走っています。