東武鉄道8000系は、1963年から85年にかけて712両が製作されました。私鉄の通勤電車としては最も長期間・大量に製作された電車ということになるでしょう。
8000系の編成も支線区での2両編成から東上線における10両編成まで多様です。固定編成では2両・4両・6両・8両編成が存在します。写真の8177Fは8両固定編成となっています。
伊勢崎線・東上線では数を減らしている8000系ですが、大宮ー船橋間の野田線では全車が8000系による運転となっています。当面は8000系の活躍する姿を見ることができそうですね。
8177Fは1977年8月に東急車輛で完成したもので、冷房装置を当初から装備しています。2001年に更新修繕を受けています。