E233系1000番代は、209系の代替として2007年から2010年にかけて830両(10両編成83本)が導入されました。2007年12月に営業運転を開始し、現在は820両(10両編成82本)がさいたま車両センターに配置されています。
車体は軽量ステンレス製で、識別帯は青色です。腰掛は占有幅460mmのセパレートタイプでモケットも青系統となっています。ドア間の側窓は新製当初から開閉可能となっています。また空気清浄器を装備しています。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のSC85A、主電動機は出力140kWのMT75、補助電源装置はSC86Aです。台車はボルスタレス式のDT71/TR255、集電装置はシングルアーム式のPS33D、冷房装置は50.000kcal/hの能力を持つAU726系を装備しています。
写真のサイ157編成は、2009年5月に川崎重工で完成したものです。2016年2月にホームドア対応改造、2016年10月に前照灯のLED化を完了しております。その他室内灯もLED化されており、防犯カメラも設置されています。