2022/03/06

東急電鉄6020系(6121F)

6020系は大井町線の急行列車の増強を目的として導入されたものです。田園都市線の2020系と同系列の車両で、総合車両製作所のsustinaS24シリーズを採用し、基本設計や主要機器をJR東日本のE235系と共通化し、コストダウンを図っています。大井町線用としてラインカラーをオレンジとしています。
6020系の車体は軽量ステンレス製で、レーザー溶接や骨組みの軽量化などにより、更なる軽量化やすっきりとした外観を実現しています。室内については背ずりの高いハイバック式の腰掛が特徴です。2020系と異なり、扉間座席上部の17インチ表示器は装備しておりません。6020系の制御装置はSiC素子を用いたIGBT-VVVFインバータ制御で、補助電源装置はIGBT-SIVです。主電動機は出力140kWの誘導電動機SEA-446、台車は軸梁式ボルスタレス台車TS1041/TS-1042を装備しています。列車情報管理装置はE235系と同様にINTEROSを採用しております。
写真の6121Fは、2018年1月に総合車両製作所で完成したものです。3号車のデハ6321(二代目)は2018年10月に総合車両製作所で完成したもので、クロス/ロングシートを変換できるQ SEATです。2018年12月から有料座席指定のQ SEATサービスが行われています。

過去の記事から
大井町線6020系(6121F)Q SEAT車組込前
https://sanojiro.blogspot.com/2018/10/60206121f.html
大井町線6020系(6122F)
https://sanojiro.blogspot.com/2018/05/60206122f.html 

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