2022/03/21

EF210形100番代(127号)

EF210形100番代は、東海道・山陽本線の主力電気機関車であるEF65形の老朽置換えを推進するために導入されたものです。第2次の量産車では運転冗長性の向上を図るために一部仕様を見直して100番台が新たに付番されました。
車体形状・寸法、機関車としての性能は第1次の量産車と同じです。車体側面の冷却風取り入れ部については取り込み風速を低減する目的で開口面積を拡げています。また「ECO-POWER 桃太郎」のロゴマークを車体中央部に取り付けるようになりました。
制御方式はIGBT-VVVFインバータ制御、補助電源装置はIGBT-SIVです。主電動機は出力565kWのFMT4を6機搭載しています。台車は両端がFD7E・中央がF8、集電装置はシングルアーム式のFPS-4を装備しています。(101~108号機はPS22D)
写真の127号機は三菱電機で2006年8月に完成し、岡山機関区に新製配置されたものです。EF210形100番代は1999年度から2010年度にかけて73両が製造されました。東海道・山陽本線を中心に使用されています。

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