2022/03/02

小田急電鉄3000形(3085F)

小田急電鉄3000形は、低騒音化・省エネルギー化などによる環境負荷低減と、バリアフリーへの対応、サービスレベルの向上を目指して2001年度に導入された車両で、2021年4月現在で346両が在籍しています。小田急電鉄の車両としては突出した多数派となっています。
3000形の車体は軽量ステンレス製で、千代田線直通に対応しないため先頭部は非貫通になっています。非常に角ばった印象を受けますが、3次車から台枠の内側への傾斜もやめてストレート形状になっています。
3000形の3次車から登場した8両編成では、併結運転を行いませんので、併結運転に必要な装備である先頭車の電気連結器、ブレーキ読換装置・TIOS読換装置は省略されていました。10両編成への組替は最後に新製された編成から逆順で進められています。
写真の3085Fは、2005年10月に日本車両で8両編成として完成した6次車である3661Fに、2020年2月に川崎重工で完成した3385・3435を増結して車番変更し、10両編成に組み替えたものです。6連を10連化した3090番台と同様5M5Tですが、機器搭載位置には若干の相違があります。

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