2022/02/28

E233系7000番代(ハエ110編成)

E233系7000番代は、埼京線で使用されていた205系の置換えを目的として2013年3月から12月にかけて310両(10両編成31本)、2019年1月から6月にかけて相鉄線乗入れを目的として70両(10両編成8本)が製造されたものです。
帯色は205系と同じ緑15号で、座席モケットも緑色系統としています。車内にはVISを備えていますが、コンテンツの更新にWiMAXを活用しています。新製当初からLED室内灯を採用し、蛍光灯と比べて約40%の消費電力を削減しています。
制御装置はVVVFインバータ制御のSC85A、主電動機は出力140kWのMT75、補助電源装置はIGBT-SIVのSC91です。集電装置はシングルアーム式のPS33D、台車はDT71A/TR255A、冷房装置は50.000kcal/hの能力を持つAU726系を装備しています。
写真のハエ110編成は2013年7月に新津車両製作所で完成したものです。2015年10月にATACS(無線式列車制御システム)対応改造、2019年6月に相鉄線乗入れ対応工事を完了しています。