2022/02/24

205系(ケヨM62編成)

武蔵野線には1991年に40両(8両編成5本)が新製投入されました。京葉線に直通運転を行うため、線路条件を考慮して8両編成で6M2Tとしています。保安装置はATS-P、ATS-B、ATS-SNを装備しました。
先頭車の前面形状は京葉線向けと同様ですが、FRP部分は銀色になっています。また運行番号表示器はマグサイン式です。識別帯はオレンジ色とぶどう色2号、白を組み合わせたものとなりました。京葉線・武蔵野線向け新製車、相模線用500番台が独自の前面形状となりました。
205系の武蔵野線への新製投入は40両で終了し、以降も103系が主力として継続使用されました。山手線を中心とする他線からの転用により、205系で車種統一されたのは2005年12月となりました。
写真のM62編成は1991年10月に川崎重工で完成したものです。2019年8月に廃車となりました。2020年10月に武蔵野線での205系の営業運転は終了し、現在は209系500番台とE231系が使用されています。

過去の記事から
209系500番台〈ケヨM71編成〉
https://sanojiro.blogspot.com/2011/01/209500m71.html
E231系0番台(ケヨMU12編成)
https://sanojiro.blogspot.com/2020/07/e2310mu12.html