相模鉄道の車両もここ数年ですっかりと様変わりをした感があります。「相鉄・JR直通線」「相鉄・東急直通線」という二つの都心直通プロジェクトを進めることで新しいステージに進むことの表れだと思います。
7000系は比較的ゆっくりと退いた感がありますが、新7000系はあっというまに置き換わった気がします。最大勢力であった8000系も初期の車両の廃車が進み、12編成から6編成に半減しました。
代わって勢力を伸ばしたのが、「相鉄・JR直通線」向けの12000系と「相鉄・東急直通線」向けの20000系・21000系です。東急目黒線に直通するといわれている21000系が最新で2021年度に32両(8両編成4本)が導入されました。
写真の21102Fは、2021年7月に日立製作所で完成したものです。2021年9月に営業運転を開始しましたが、第一編成の21101Fは東急・都営三田線など直通路線に貸し出されたため、21102Fが21000系では最初に営業運転入りした編成となりました。