相模鉄道21000系は、相鉄・東急直通線の開業に備えて、2021年度に32両(8両編成)が導入されました。20000系を8両編成化したような車両ですが、20000系は東横線方面・21000系は目黒線方面への直通に使用されるようです。
相鉄・東急直通線は2023年3月の開業が発表されましたが、気になるのはまだ明らかにされていないダイヤです。少なくとも白紙改正になるものと思われます。西谷ー横浜間区間運転の列車を新設することも検討されているようです。
また鶴ヶ峰駅付近の連続立体交差事業も都市計画が決定しましたので、完成後は地下化されることになります。令和15年度の完成予定ですからまだまだ先のことにはなりますが、完成後には地域の利便性や安全性は高まることになるでしょう。
写真の21101Fは、2021年7月に日立製作所で完成したものです。2022年3月に営業運転を開始しました。東急など相互直通運転先の訓練に貸し出され、営業運転入りは他の3編成よりあとになりました。21000系は2022年度以降も増備が継続される模様です。