2011/01/23

日ノ出町駅のタイルアート

 京浜急行日ノ出町駅の上りホームにタイルアートを施した柱があります。これは1931年に当時の湘南電気鉄道と京浜電気鉄道が日ノ出町でつながり横浜ー浦賀間で直通運転を開始したことを記念したものです。
 1941年に両社は湘南半島自動車を含めて合併し、京浜電気鉄道となりました。さらに1942年には小田急電鉄、東京横浜電鉄と合併し、東京急行電鉄となりました。1948年6月に東京急行電鉄から分離独立し、京浜急行電鉄となりました。
 日ノ出町駅のタイルアートは三浦半島を描いたものです。よく見ると日ノ出町駅の部分が1枚の黒タイルで表現されています。その他日ノ出町駅は上屋の支柱が古レールで構築されています。
 また日ノ出町駅は野毛と伊勢佐木町の玄関口でもあります。伊勢佐木町も保存すると云われていた旧横浜松坂屋があっさりと解体されてしまいました。それでも昔日ほどではありませんが休日にはそれなりに賑っています。
【撮影:佐野次郎 2010.12.25】