西武池袋線は運転本数が多いと同時に、需要に応じてきめ細かい列車種別が設定され、営業面では積極的な路線だと思います。
そして西武線の池袋駅は首都圏では珍しい頭端式の堂々たるターミナル駅で、高いドームがより風格を高めております。同じく頭端式の東急東横線の渋谷駅は数年後に地下の副都心線ホームに統合されてしまいますから、より貴重な存在となるでしょう。
西武池袋線の主力となっているのが新2000系です。かつては池袋線は終点の池袋まで乗り通すお客が多いために101系など3扉車を多用していましたが、今では4扉車が主力です。
写真の2089Fは1992年5月に東急車輌で完成したものです。方向幕がLED化されたり、先頭車にスカートが増設されたりと製造当初から変化が見られます。