2011/01/15

東武鉄道200系(206F)

 東武鉄道200系電車は、浅草ー赤城間を伊勢崎線・桐生線経由で結ぶ急行「りょうもう」に使用されていた1800系電車の置き換えを目的として、1991年から1720系電車を改造したものです。
 新製された車体は普通鋼製で、シャープでスピード感を強調したデザインとしています。座席はリクライニングシートを採用し、化粧板の色調は100系「スペーシア」と同じ色調となっております。
 主回路は添加励磁制御方式とし、電力回生ブレーキを使用可能としています。主電動機や台車は1720系のものを再利用し、最高速度も1720系と同じく110km/hとなっています。
 写真の206Fは1997年に改造されたものです。なお急行「りょうもう」は1999年3月のダイヤ改正から特急「りょうもう」として運転されています。