2011/01/08

西武鉄道9000系(9107F)

西武鉄道9000系電車は、1993年から98年にかけて所沢車輌工場で80両〈10両編成8本〉が製造されました。101系電車の足回りを再利用し、車体を新しく製作してできた電車です。
新製された車体は新2000系に準じたもので、室内設備は当時の最新型車両であった地下鉄乗り入れ用の6000系に準じたものとなっています。また9000系はすべて10両固定編成であります。
当初は抵抗制御でしたが、メンテナンスや省エネルギーを考慮して、2003年から07年にかけてVVVFインバータ化改造が行われました。新しくされた機器は極力当時製造されていた20000系電車との共通化が図られております。
写真の9107Fは1997年11月に所沢車輌工場で完成したものです。2005年1月に武蔵丘車輌検修場でVVVFインバータ化工事を実施しました。