2011/01/04

E257系500番代(マリNB16編成)

 E257系500番代は房総特急に残る183系・189系電車の置き換えを目的として、2004年から2005年にかけて95両〈5両編成19本〉が製造されました。
 車体はアルミ合金のダブルスキン構造として、軽量化を図っています。編成は5両を基本としていますが、混雑時には2編成連結して10両で運転されます。そのため先頭車は貫通構造とし、迅速に連結・解放のできる電気連結器を装備しています。
 主回路はIGBT-VVVFインバータ制御を採用しています。E257系の走行機器のシステムはE231系を基本としていますので、TIMSを採用して車両情報の集中管理と配線の大幅な削減を行っています。主電動機はMT72B、台車はDT64・TR249を装備しております。
 写真のマリNB16編成は2005年9月に日立製作所で完成し、幕張車両センターに新製配置されたものです。現在京葉線経由の特急「わかしお」「さざなみ」とも海浜幕張駅に停車する列車が増え、私も仕事帰りにときどき利用しています。

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