東武鉄道30000系電車は、営団地下鉄半蔵門線への直通運転用車両として1996年から2003年にかけて150両〈6両編成・4両編成15本ずつ〉が製造されました。
車体は10000系電車を基本とした軽量ステンレス製ですが、先頭車の大型スカートが目を引きます。また行先表示は新製時点からLEDとなっております。
主回路はIGBT-VVVFインバータ制御を採用しています。主電動機は出力190kwの誘導電動機TM-95形、台車はSS138/SS038形を装備しております。
写真の31606Fは1999年11月に東急車輛で完成したものです。50050系の登場により30000系が再び浅草口へと転用される中で、半蔵門線・田園都市線への直通運転に使用されています。