2022/08/26

京浜急行電鉄1000形(1073編成)

京浜急行電鉄では2002年2月に登場した1000形の6次車でステンレス構体を初めて採用し、より高品質・高性能化とともにコスト低減を図りました。6M2Tの8両編成とし、赤と白のカラーフィルムをライン上に貼付しています。先頭部のワイパーカバーは廃止されました。
内装は引き続き明るい暖色系でまとめられ、内装板はアルミデコラ化粧板です。座席は妻部のクロスシートを廃止して、すべて片持ち式のロングシートを採用しております。バケットタイプで着席区分を明確化し、一人当たりの幅は455mmです。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のMAP-138-15V174、主電動機は出力155kWのMB-5121-A、補助電源装置はIGBT-SIVのINV153-F0です。台車はTH-2100BM/TH-2100BT、集電装置はPT7117-A、冷房装置はCU71H-G1を装備しています。
写真の1073編成は2007年3月に東急車輌で完成したもので、前述の通り1000形の6次車に相当します。6次車から運転台と運転台座面がそれぞれ150mm高くなりました。また近年ホームドアの導入により、車体上部に車番シールを貼り付けています。

0 件のコメント:

コメントを投稿