2022/08/31

東急電鉄2020系(2130F)

2020系は2017年末から投入が始まり、増備が進行したことによって長らく田園都市線の主力として活躍してきた8500系も2023年1月で営業運転を終えることになります。5000系が18編成の投入にとどまった後を、2020系の増備が本格化したことで8500系の代替が完結します。2020系は2022年4月現在で290両(10両編成29本)が在籍しています。
客室全体をクリーム基調の色調としており、床中央部・袖仕切を淡い木目調、床両側・車内貫通扉を濃い木目調としています。また広告をデザイタルサイネージとして、扉間の座席上に17インチ表示器を3基設置しております。
制御装置はSiC-VVVFインバータ制御のMAP144-15V31A、主電動機は出力140kWのSEA-446、補助電源装置はIGBT-SIVのCDA175です。台車はTS-1041/TS-1042、集電装置はPT-7108-E、冷房装置はCU7080、車両情報制御システムINTEROSを装備しています。
写真の2130Fは2019年10月に総合車両製作所で完成したものです。2022年9月まで、SDGsトレイン『美しい時代へ号』として走る予定です。SDGsを象徴する17のゴールのカラーを使ってキラキラと光が反射するようなモザイク模様をデザインしています。

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