車体は軽量ステンレス製で、車体幅は211系と同じく2.950mmとしています。近郊型の普通車としては初めて4扉構造を採用しました。腰掛はロングシートを基本として、一部にセミクロスシートを採用しています。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のSC88、主電動機は出力95kWのMT73、補助電源装置はIGBT-SIVのSC89です。台車はDT61B/TR246B、集電装置はPS28A、冷房装置はAU720Aを装備しています。
写真のクラY101編成は1994年8月に東急車輌で完成したものです。2010年4月に東京総合車両センターで機器更新を完了しています。機器更新に際して識別帯の色調が従来よりも若干明るいものに変更されました。