更新に際して、行先表示を幕式からフルカラーLED式に換装し、客室内照明と前照灯をあわせてLEDに換装しています。側窓は熱線吸収ガラスに交換し、カーテンを廃止すると同時に、冷房装置の能力向上を図っています。また側扉上部には17インチLCD2画面による車内情報案内装置を設置しています。
制御装置はSiCーVVVFインバータ制御のMAP-198-15V267、主電動機は出力190kWのMB-5157-A、補助電源装置はIGBT-SIVのSVH210-4075Aです。台車はFS534/FS034、集電装置はPT7113-B、冷房装置はCU195CA、列車情報管理システムTIOSを装備しています。
写真の1066Fは1990年2月に日本車両で完成したもので、1000形の4次車に相当します。千代田線乗入れには未対応で製造されました。2014年11月に車体修理と機器更新を完了しています。またTASCを後日搭載しています。