私のイメージでは、東急東横線には「お顔の平らな電車」が走る路線という感じがありました。長らく主力として活躍していた8000系もそうでしたし、8000系から1世代前の先代7000系も1世代後の9000系も「お顔の平らな電車」でした。
ときたま前面の傾斜した7200系が東横線を走ると、なんとなく特別な電車のような感じがしました。その他、走る湯たんぽのようだった先代6000系なんかも幼少の私には凄いインパクトがありました。大きくなってからは8090系・8590系に独特の雰囲気を感じました。
今や東横線の最大勢力となっている5050系は、前面が傾斜していて、以前の東急電車とは少し印象が異なります。もっとも5050系の前面が傾斜しているのには理由があって、特急や急行で駅を通過するときの風圧を軽減するためだそうですね。
写真の5175Fは2011年12月に東急車輌で完成したもので、2012年1月に営業運転を開始しました。私としても初めて撮影した編成でしたが、ピカピカでした。