2012/02/12

東京急行電鉄9000系(9012F)

いわゆる「客ダネ」という言葉がありますが、鉄道路線それぞれには、沿線の経済や文化を背景とした雰囲気がありますね。
私が通勤に利用する京浜東北・根岸線は平均年齢高め、私もふくめたオジサンが大勢を占め、そして高齢の方も比較的多く乗車されている感じです。比較的混んでいる路線なので、あまり着席することもありませんが、お年寄りや杖を抱えている方、妊婦さんを見かけたら即座に席を譲るようにしています。
東横線の雰囲気は独特ですね。なんとなく、経済的なゆとりみたいなものを漂わせている雰囲気です。JR線ではけっこう見かける車内で缶チューハイを飲むような人もみかけません。女の子の一人暮らしに人気が高いのもうなづけます。とはいうものの朝のピーク時の混雑には、凄いものがあります。
写真の9012Fは、1988年11月に東急車輌で完成したものです。9000系は大井町線に転じた9006Fを除いて、車内の化粧板が木目調になっていますね。