2012/02/26

485系特急形電車

私が電車好きなのは小学生以来だと思いますが、1982年11月のダイヤ改正で東北・上越新幹線が開業したことによる上野始発の特急・急行の再編成には興味深いものがありました。
この段階では、上越・羽越線経由の青森行き「鳥海」、秋田行き「つばさ」、山形行き「やまびこ」は1往復ずつ残されていたのです。なので上野口では、まだ485系特急形電車を見ることができました。
これら乗換えの負担を軽減するために暫定的に残されていた特急も、新幹線が上野まで延長された1985年3月のダイヤ改正では軒並み整理されました。
代わりに増強されたのが常磐線の特急「ひたち」ですね。急行「ときわ」の格上げにより23往復体制となりました。JR移行後の1988年に651系が投入され、私としては驚きましたが、現在にはさらにその後継のE657系が登場と、時の流れの早さを実感しています。
【撮影:佐野次郎 1985年頃 上野駅】

0 件のコメント:

コメントを投稿