その頃の予想では、東京ー大阪間にリニアモーターカーが走っていたり、プロペラで走る鉄道と飛行機の合の子みたいなものが描かれていました。確かに今でこそリニアはJR東海が実現に向けて動いていますが、21世紀は想像していたよりもずっと現実的でした。
国鉄を代表する103系・113系・485系も21世紀に入ってから現役でした。しかし2004年に開業したみなとみらい線の新高島駅とみなとみらい駅だけは、幼少の頃想像していた21世紀の鉄道そのままの姿を現実としています。
各停しか停まらない新高島駅はとくにそんな感じがします。モダンで無機質な意匠は、映画「ブレードランナー」の世界のよう・・・かどうかは別として、ときどき撮影に使用されているらしいですね。
【撮影:佐野次郎 2012.2.11 新高島駅】