東急東横線の主力車両である5050系のうち10両編成の4000番代は、2021年4月現在で110両(10両編成11本)が在籍しています。ちなみに5050系の8両編成は200両(8両編成25本)が在籍しています。
4000番台のうち、4101F~4104Fの4本は6号車のデハ4601が5000系からの編入車です。そのため内装がブルー系の配色です。4110FはShibuya Hikarie号として特別仕様で車体幅も5000系と同じです。4105F~4109Fが全車新製車両で揃った標準編成です。
10両編成は特急・通勤特急・急行と東横線では速達系の列車に充当されますので、大井町線の急行に使用されている6000系を10両編成にしたような車両が導入されると面白いだろうと勝手に思っていたのですが、現実には5050系の増備となりました。
写真の4111Fは、2010年5月に東急車輌で完成した5173Fに、2020年3月に総合車両製作所で新製したデハ4611とサハ4711を組み込み、2020年7月に車両番号を変更したものです。今のところ8両編成を10連化して4000番代に編入したのは4111Fが唯一の例となっています。