2022/07/06

京浜急行電鉄2100形(2117編成)

2100形は2000形の後継車となる2扉のクロスシート車で、1998年から2000年にかけて80両(8両編成10本)が製造されました。将来のスピードアップに対応できる性能を持ち、外国製品を積極的に取り入れて、導入コストの低減を図りました。
車体は軽量アルミ製で、側窓は連続感のある複層ガラスによる固定窓です。車端部の窓は更新に際して開閉可能となりました。室内は扉間は転換クロスシートとなっています。新製時はノルウェー製の腰掛でしたが、現在は国産の腰掛です。また新製当初のLEDスクロール式に換えて17インチワイド画面の車内案内情報装置が設けられています。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のRG6008A-M、主電動機はTDK6163A、補助電源装置はIGBT-SIVのNC-WAT150Cです。台車はTH-2100M/TH-2100T、冷房装置はCU71Gを装備しています。
写真の2117編成は1998年10月に川崎重工で完成したもので、2100形の2次車に相当します。2010年9月に主回路換装、2016年8月に車体更新を完了しています。快特・ウィング号を中心に使用されています。

過去の記事から
京浜急行電鉄2100形(2117編成)(更新前)
https://sanojiro.blogspot.com/2010/06/21002117.html

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