2022/07/23

相模鉄道9000系(9703F)

相模鉄道9000系は、相鉄グループが創立100周年と都心直通に向けて推進している「デザインブランドアップロジェクト」施策に基づいてリニューアルされました。塗装は新たに制定した「YOKOHAMA NAVYBLUE」とし、外観も前照灯の位置変更やスカートの形状変更によって大きく印象が変わりました。
内装については全体をグレートーンで統一し、細部まで行き届いた更新となり新車といってもおかしくない位改善されています。座席はロングシートは十分なクッション性を持ったバケットタイプ、クロスシートはスコットランド製の本革仕様です。車内案内装置についても17インチワイドLCDの新型に換装されています。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のVFI-HR2820Q、主電動機は出力180kWのTDK-6140-A1、補助電源装置はIGBT-SIVのTDK-3349Aです。台車はTS-907/TS-908、集電装置はPT-7103F、冷房装置はRPU-2218Aを装備しています。
写真の9703Fは1995年3月に東急車輛で完成したもので、9000系の2次車に相当します。2014年3月にVVVF制御装置の更新が行われました。2016年3月にリニューアルが行われ、形式末尾にRが付加されました。9000系は9701Fを除く6編成がリニューアルされたのですが、9703Fが最初の施行編成でした。

過去の記事から
相模鉄道9000系(9703F) 新塗装

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