車体は軽量ステンレス製で裾絞り形状となっています。車体幅は千代田線の乗入れを考慮して2.860mmとなっています。客室内は腰掛モケットがワインレッド(シルバーシートはブルー)、化粧板はベージュ系と暖色系の色調でまとめられています。
制御装置はGTO-VVVFインバータ制御のMAP-184-15V15、主電動機は出力175kWのMB-5026-A、補助電源装置はGTO-SIVのINV023-A0です。台車はFS534/FS034、集電装置はPT7113-B、冷房装置はCU195Cを装備しています。
写真の1253Fは1989年2月に川崎重工で完成したもので、1000形のの2次車に相当します。地下鉄千代田線乗入れ対応車両でしたが、現在では地上線専用となっています。2022年度の5000形の増備(10両編成3本)による置換え対象に含まれるものと思われます。