2022/07/07

東京地下鉄02系(02147F)

丸の内線02系は、旧型車の代替を目的として1988年から96年にかけて336両(6両編成53本・3両編成6本)が製造されました。6両固定編成で製造途中で冷房化や制御装置など大小の仕様変更が行われています。
車体は01系を基本とするアルミ合金製で、前面と屋根肩部に丸みを持たせています。車内はベージュ系をベースとして明るい暖色系でまとめられています。座席の専有幅は450mmとなりました。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のVFI-LR2415A、主電動機は出力120kWのMM-14A、補助電源装置はSIVです。台車はボルスタレス台車のSS030/SS130、冷房装置はCU766を装備しています。
写真の02147Fは1994年9月に川崎重工で完成したもので、02系の7次車に相当します。CS-ATC化工事、ワンマン対応工事、ATO化工事が行われました。2020年10月に廃車となりました。