2022/04/10

小田急電鉄3000形(3267F)

小田急電鉄3000形は、小田急の一般車では最多製造両数、最長の製造期間となっています。中でも6両編成は、他系列の4両編成として10両編成を構成したり、6両編成単独で使用されたりと幅広く活躍しています。
江ノ島線の相模大野ー片瀬江ノ島間で運転される各駅停車もメインの活躍の場です。江ノ島線の各駅停車もこの記事が公開される頃には、藤沢で系統分割されていることになります。実際に藤沢でかなりの乗客が入れ替わっているように見えます。
制御装置はIPM-VVVFインバータ制御、補助電源装置はIGBT-SIVです。台車はボルスタレス台車TS-1026/TS-1027、集電装置はシングルアーム式のPT7113-B、冷房装置は50.000kcal/hの集中式CU710を装備しています。
写真の3267Fは2004年10月に東急車輌で完成したもので、3000形の4次車に相当します。4次車では、車内案内表示装置がLCD1画面に変更されました。すべての側扉に設置されたのではなく、千鳥配置となっております。