2022/04/01

小田急電鉄70000形(70051F)

小田急電鉄70000形は、長きにわたって使用された7000形の代替となるロマンスカーです。主に箱根方面に運用されるもので、伝統の展望席を設けていますが50000形までの連接車ではなくボギー車とし、4M3Tの7両編成で定員400名を確保しています。
車体はアルミ合金のダブルスキン構造を採用し、ローズバーミリオンを主体色としています。側窓の高さは1mもあり、非常に窓の大きさが目立ちます。車内もバリアフリー対応が進化するともに快適性も大きく向上しています。
制御方式はSiC2 PWM制御IGBT-VVVFインバータ制御、補助電源装置はIGBT-SIVを採用しております。台車はボルスタレス空気バネ台車NS-101/NS-101Tを装備しています。列車情報管理装置TIOSを備え、制動・案内表示など多岐に渡って用いられております。
写真の70051Fは2018年1月に日本車両で完成したものです。50000形の更新が断念され、2023年度の引退が公表されておりますので、2編成の70000形が小田急のフラッグシップ的な役割を担っていくことになりそうです。

過去の記事から
小田急電鉄7000形〈7003F〉
https://sanojiro.blogspot.com/2013/01/70007003f.html
小田急電鉄50000形(50002F)
https://sanojiro.blogspot.com/2018/08/5000050002f.html

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