2022/04/27

東京地下鉄17000系(17190F)

東京地下鉄17000系は、7000系の置換用として導入されている車両です。7000系よりもホームとの段差を少なくすることや情報提供の充実により、安定した輸送とサービスの改善を目指しています。
17000系の車体はアルミ合金によるダブルスキン構造としています。室内は座席袖仕切、荷棚、貫通扉にガラスを採用することによって見通しがよく、広さの感じられる造作になっています。またドア上には17インチワイド画面の車内表示器を2台設置しています。
制御装置はSiC素子適用のVVVFインバータ制御、主電動機は永久磁石同期電動機、補助電源装置はSiC素子適用SIVです。台車はボルスタ付き空気ばね台車FS781形、集電装置はシングルアーム式のPT7174-B、冷房装置は50.000lcal/hの能力を持つCU7627を装備しています。
写真の17190Fは2021年12月に近畿車両で完成したものです。8両編成は有楽町線と共用の10両編成と異なり、副都市線専用となります。相互直通運転を行う東急東横線の各停は8両ですので、東横線では頻繁に走る形式となります。

0 件のコメント:

コメントを投稿