2022/05/21

東急電鉄5000系(5102F)

東急電鉄5000系は、2002年から田園都市線に投入された5000系シリーズの第一弾です。5M5Tの10両編成となっています。コーポレートカラーの赤帯とラインカラーのグリーン帯を配しています。
5000系の車体は軽量ステンレス製で、新製当初から先頭部にスカートを装備しております。シートモケット・化粧板・床材は清涼感を演出するために青系統の色調でまとめられました。液晶ディスプレイ2画面による情報表示装置も備えています。
制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御のVFI-HR2820B/D、VFI-HR1420B/W、主電動機は出力190kWのTKM-98、補助電源装置はIGBT-SIVのINV146-Bです。台車はボルスタレス式空気ばね台車TS-1019/TS1020A、集電装置はPT-7108B/D、冷房装置はCU708/HRB504-2を装備しています。
写真の5102Fは2002年12月に東急車輌で新製されたものです。2008年5月に6扉車2両(5502.5802)を導入し、2009年7月に再度オール4扉車に組成変更されました。5000系は現在ではホームドアの整備が進んだことにより、すべて4扉車に統一されています。