小田急の7000形電車は1980年から83年にかけて製造されたロマンスカーとしては三代目の電車です。3100形と同様の前面展望式・11両連接編成ですが、鋭角的なイメージの電車になっています。
1996年から98年にかけて日本車輛で大規模な車体修理を実施しました。各部の補修の他、バリアフリー対策の工事も行われました。また塗装を10000形に近いパールホワイトとワインレッドに変更して、前面展望式のロマンスカーの塗装を揃えています。
2010年1月に車両の不具合が見つかり、7000形は一時運用を離脱しました。20000形などを活用して代送が行われました。10000形にも同様の不具合があり、車両のやりくりは大変だったのではないでしょうか?7004Fが4月から、7003Fが5月から運用に復帰しましたが、7001Fはいまだ離脱中です。
写真の7003Fは、1982年11月に日本車輛で完成したもので、7000形の3次車に相当します。1996年3月に7000形としては最初に車体修理を実施しました。