早いもので新1000形も2001年度に製造を開始してから10年目を迎えます。2007年度の6次車からステンレス車体となり、増備を継続しています。2010年度の増備車は10次車となり、8両編成3本と4両編成1本が製造されています。
車内にはトレインビジョンと呼ばれる17インチの液晶モニタ2基が出入口上に装備されています。JR東日本のE233系や東急5000系などでおなじみの設備ですが、電車の中は密室でもあり、意外と見入ってしまいますね。
性能的には変化がないようですが、乗務員支援のためのモニタ装置等の充実が図られています。私は新1000形のステンレス車が走る姿を見ると台車の重量感を感じますね。健脚というか、がっしりと重みを支えているように感じます。
写真の1129編成は2010年6月に東急車輛で完成したものです。成田空港から三崎口まで、北総・京成・都営・京急の4社をまたいで広範囲に運用されています。撮ろうと思って待っていると来ず、忘れた頃に現れるようなそんな按配です。