田園都市線用の8590系電車は20両〈10両編成2本〉だけが在籍しており、非東武乗入れ車となっています。その他8590系電車は大井町線用として15両〈5両編成3本〉が在籍しています。
8590系電車は東横線のみなとみらい線への直通に備えて、1988年に貫通路を備えた先頭車10両を新製して、8090系の中間車と8両編成5本を組成したものです。2004年2月のみなとみらい線開業には予定通り使用されました。
当初は東横線で9000系とともに急行専用で使用されていましたが、1997年3月以降最大で3編成が10連に組み替えて田園都市線で使用されました。このときは2003年3月までに東横線に戻っています。
写真の8695Fは東横線への5050系電車の導入に伴い、2006年9月から再び10連に組み替えられて、田園都市線で使用されています。