9月中旬となり、ようやく暑さも和らいできました。とはいえまだまだ蒸し暑い日が続きます。外で仕事をされている方はほんとうに大変だと思います。
私が子供の頃は、国鉄の通勤路線別や大手民鉄の事業者毎に冷房化率なるものが発表されていました。まだまだ冷房のない電車が走っていたということですね。通学でお世話になった京浜東北・根岸線の103系も両端だけが冷房車で中間が非冷房という編成がずいぶんと走っていました。
西武2000系は1977年に第一陣が登場した形式ですので、非冷房の電車も多く残り、支線区には吊り掛け駆動の電車が健在だった時代から走っている電車だということになります。スカートが付いたり、行先表示がLEDになったりしていますが、まだまだ元気に走っていますね。出入口が無塗装で銀色になっているのがいいアクセントになっています。
写真の2003Fは1977年3月に西武所沢車輛工場で完成したものです。当初は6両編成でしたが、1983年10月に8両編成に増結されています。