副都心線への乗り入れ対応工事が進み、正面が白っぽく塗装された編成が大半となっている西武6000系ですが、新宿線には1992年に製造された1次車2編成がほぼ新製時の姿のままで走っています。
6000系は西武鉄道の電車では唯一ステンレス製の車体を採用しております。また戸袋窓も残されています。窓が多いこともあり、車内はたいへん明るい印象を受けます。また座席の座り心地もいい電車だと思います。
主回路にはVVVFインバーター制御を採用しています。省エネルギー化や保守の負担軽減などを図った電車であります。
写真の6102Fは1992年4月に東急車輛で完成したものです。新宿線系統で使用されており、地下鉄には乗り入れていません。